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fandomとwikidotはどう違う?2つのBackrooms参照元サイトの違いについて

概要

バックルームの記事を掲載しているサイトとして特に有名なファンダムとウィキドット。

今回はこの2つの違いについて掲示板やYouTubeのコメントを交えつつ見ていきたいと思います。

↓2つのサイトのリンク先はこちら

↓今回の話の元動画はこちら

結論

早速結論からなのですが、この2つのサイトの違いを一言で言うと、ファンダムは管理者泣かせ、そしてウィキドットは投稿者泣かせといった感じでまとめることができます。

ファンダムが管理者泣かせとは?

基本的にファンダムには誰でも投稿することができます。

しかし、その投稿を承認するシステムみたいなものは特にありません。それはつまり記事の質を担保する方法がないということでもあります。

結果としてサイトに粗悪な記事が膨大にあふれてしまうことになります。

引用元:https://libredd.it/

こちらの方の意見をまとめると、

  • 1人の管理者が1000ページぐらいの記事をチェックしなければならない
  • そのうちの8割は7歳児が5分で書いたような記事

ということで、管理者としては多くのごみの中から宝さがしを強いられているような状況になってしまっているわけです。

引用元:https://libredd.it/

こちらの方のように直近3か月で1700ページ削除してやったぜみたいなことを言っている管理者の方もおられます。

こんな感じで、ファンダムはユーザーが投稿しやすい分、管理者には結構負担がかかっています。ファンダムは管理者泣かせと言える理由です。

ウィキドットが投稿者泣かせとは?

一方、ウィキドットにはグリーンライトシステムというのがあります。

これはバックルームの記事を管理している管理者(通称グリーンライター)から許可をもらわないと記事が掲載できないというシステムです。

グリーンライトとは青信号のことです。つまりゴーサインを出す人のことですね。

サイトの管理者から掲載の許可を得るためには、以下のようなチェック項目をクリアする必要があります。

  • 画像など他人の著作物で使用が許可されていないものを使っていないか
  • 話の展開にある程度の整合性があるか
  • 綴りや文法は大丈夫か

晴れてその審査を通過して掲載が可能になっても、内容が不十分だったりすると今度はコメント欄でボロクソ書かれることもあります…。

引用元:http://backrooms-wiki.wikidot.com/

元の記事の文章量を超えてくるレベルでガッツリと批評されることも。

そんな感じで、ウィキドットへの投稿は初心者にはかなりハードルが高いものとなっています。

ファンダムが自由すぎる、カオスすぎる空間であり、それとは一線を画す形でより秩序のあるサイトを目指したかった人たちがいた、ウィキドットはそんな人たちによって作られたサイトであると思われます。

海外ではどちらが人気?

それでは実際、海外の方々はファンダムとウィキドット、どちらの方が好きなのでしょうか。ここでは両方の方の意見をご紹介していきたいと思います。

引用元:https://www.reddit.com/

こちらはウィキドット派の意見

ファンダムは常にとっ散らかっててカオスだからウィキドットの方が好き

そしてそれに返事をするファンダム派の意見

ウィキドットにはよく分からんエンティティが多い

ただ、エンティティに関しても、以下のようにウィキドットの方が筋が通っているとする意見もあります。

引用元:https://www.reddit.com/

続いてこちら。中立的なご意見です。

引用元:https://libredd.it/

まとめると以下のようになります。

  • ファンダムは審査がない分、クソ記事が多い
  • そんな中にも珠玉の記事が見つかることがある
  • 他人のエントリーをベースとした派生的な記事も書きやすい
  • 思わぬ人気レベルに発展する可能性も秘めている
  • 最近のウィキドットは物語風のエッセイのようなノリのエントリーが増えている
  • 総合的に考えるとウィキドットかな

最後は古き良きバックルームの世界観を懐かしむ方のご意見。

引用元:https://libredd.it/

レベルなんていう概念を導入した時点でダメであると。4chanに投稿された1枚の画像で十分だったんだという意見ですね。

バックルームの世界というのは、日を追うごとに価値観が多様化していっているのですが、最初期のバックルームというのは以下の要素があるとされています。

  • 屋内であること
  • 実質無限の広がりがあること
  • 繰り返し性があること
  • リミナルスペースであること
  • 空虚感・空っぽ感があること

バックルーム最初期の考え方については、以下の動画にまとめてあります。

何にせよ、コンテンツが楽しめればいいんじゃないでしょうかね。