Wikidotのハッキング被害について
2022年5月、バックルームについての記事を掲載していることでおなじみのWikidotというサイトがハッキングされて閲覧不能になる事態が発生しました。
これを受けてwikidotの公式Twitterが3年半ぶりに稼働、以下の見解を示しました。
内容をまとめると、
- サイトが攻撃を受けた
- 攻撃元を辿ると全部ロシアだった
- サイトを復旧させる前に一度データベースを全てスキャンするため時間がかかる
といった感じです。
海外Twitter民の反応
そんな中、海外Twitterでは以下のような反応が見られました。
なんでwikidotなんか攻撃するんだろう?
という疑問に対し、
ロシア-ウクライナ戦争が始まってから、wikipediaにロシアに関するデマ記事が大量投下された。それらを潰そうとしてハッキングを試みたが、本家のwikiではなく間違えてwikidotの方を攻撃してしまった。で、特に荒らすこともなく帰っていった。
とする説を提唱しています。
そこに金庫があると思って銀行強盗したのに何もなかったときの強盗の心境といった感じですね。
学校でバックルームの記事を見ていたら突然見れなくなったので、日頃からバックルームにアクセスしまくっている俺に対して学校に制限をかけられたのだと思っていたらもっとやべーやつだった
とのことです。調べごとの一環なら構わないと思うのですが、学校ではね、勉強しましょう。
ありがとう、君たちの対応は素晴らしい
と賛辞を送るこちらのアカウント、アカウント名がLiminal Archives Wikiとなっております。これはバックルームの記事を掲載しているサイトのひとつです。
バックルームの記事を扱うwikiサイトはいくつかあります。運営方針やサイト全体で形成される世界観に不満を持った人たちが、分派を作って独自運営を始めるためです。
【参考記事】
これはつまりライバルにエールを送っているということでしょうか?と思うのですが、実はこのLiminal Archives Wikiもまたwikidot上で活動していたため、本家wikidotのサイトもろともハッキングの被害に遭ってしまったのですね。
果たしてこのツイートが心からの応援なのか、それとも何か皮肉のような隠れた意図があるのか、個人的にはどこか火花が散っているように見える、そんなコメントとなっています。
その他にも多くのツイートがされていたのですが、基本的には「がんばってください」といった好意的なコメントが多数寄せられていました。
なお、サイトは1週間弱で復活を遂げております。
↓当時の動画はこちら