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エンティティって?

エンティティって?

バックルームで出現するエンティティという単語は、一言で言ってしまうとモンスターに近いものです。

「エンティティ=実体」と訳され、さまざまなエンティティがバックルームの世界を徘徊していますが、必ずしも敵対的であるとは限りません。中には放浪者を助けてくれるエンティティも存在しています。また、同じ種類のエンティティであっても、出現する個体や場所・条件などによってその敵対性が異なる場合もあります。

エンティティの描かれ方

もともとのバックルームの世界というのはどこか不気味な場所として描かれており、そのためエンティティについても同様に「何かがいる」というような曖昧な描かれ方をしてきました。

しかし階層(レベル)の概念が導入され、人々がさまざまなバックルームレベルを投稿する中で、「どこか不気味な場所」というコンセプトで個々の世界を描き続けると、似たり寄ったりの投稿が増えてしまい、曖昧なままでは各階層の差別化が難しくなってしまうという弱点がありました。

そこでこれを克服するために、バックルーム記事投稿サイトは、よりはっきりとした事象、エンティティを描く方向にシフトし始めます。しかしこのシフトチェンジは当初の「どこか不気味な場所」という世界観を損なうことになり、結果としてこの方針については賛否両論を生むこととなりました。

最近登場した、日本語版のバックルームサイトでは、当初の曖昧な世界観を大切にすべく、エンティティや活動団体などの固有名詞は出現させないという方針をとっています。

有名なエンティティ

最後に、ザ・バックルームズの世界に出現する代表的なエンティティについて軽くご紹介していきます。

ウィンドウズ

窓の向こう側に人型のシルエットが描かれているエンティティ。近づくと人型のシルエットが手を伸ばし、放浪者をひきずり込もうとします。

スマイラー

暗闇で目と鋭い歯を光らせるエンティティ。光や音に敏感なので、懐中電灯を消したり、石ころを遠くに投げて気をそらせたりすると効果的。

スキンスティーラー

直訳で「皮膚を奪う者」。力技で身ぐるみ剥がしてきます。見た目は人間に似ているが、知能が低い、図体がデカイ、目が白いなどの判別ポイントがあります。

ハウンド

四足歩行の獣のようだが、髪の毛があるなど人間に近い特徴も有する。逃げると追いかけてくるが、上から目線で一発威嚇してやるとビビるらしい。

デスモス

直訳で「死の蛾」。一般にオスよりメスの方が身体が大きく、またその身体の大きさに比例して凶暴性が増すとも言われています。

フェイスリング

顔がない幽霊のような人型のエンティティ。友好的なやつから敵対的なやつまで様々な種類が存在します。

疾病

バックルーム各所に巣食うウイルス。感染してから72時間以上放置してしまうと取り返しがつかなくなります。

このほかにも、バックルームの世界では100を超えるエンティティが確認されております。